札幌市出身。武蔵野音楽大学付属高校ピアノ科を経て、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。在学中、オーストリアにて巨匠イエルク・デームス氏に師事。ショパン協会主催演奏会、ピアノ協奏曲などソロ活動後、結婚を機にパリに2年間滞在。ヨーロッパの総合芸術に触れ、特にオペラに魅了される。帰国後、活動をオペラの現場に移し、北海道二期会や Kitara 室内オペラをはじめ長年多数のオペラプロダクションにコレペティトゥア&音楽スタッフとして参加。オペラ公演の成功に貢献する。またイタリア・パルマ王立歌劇場など、道内外で声楽リサイタルやコンサートの共演者としても幅広く活動。ベテランから若手まで多くの歌手や指揮者からの信頼も厚い。ドイツ在住テノール歌手石川裕啓氏の伴奏ピアニストとして10年間全国をまわる。オペラの普及と観客動員の増加を目指し、2015年より全国で活躍のオペラ指揮者・牧村邦彦氏と共に、お話と演奏で綴る「名作オペラを知ろうシリーズ」を札幌にて9回開催。毎回完売満席の人気シリーズとして継続中。自身の演奏によるオペラやコンサートのプロデュースも積極的に手掛けている。2019年にはキタラ小ホールにて【蝶々夫人】を開催。2023年6月には同ホールにて念願の【トスカ】を全幕開催。前回同様に全国で活躍の演奏家と札幌の若手有望歌手たちに出演いただき、プロジェクション・マッピングも使用。クラシック音楽専門誌「音楽現代」において絶賛される。趣味は写経と美術館巡り。ショパン協会北海道支部札幌地区委員。オフィスリベリュール代表。
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ピアノ