※この記事は株式会社アクト石原 代表取締役社長 石原樹夫様のご了解をいただき、書かせていただいております。
【代表取締役歌手 安田旺司 執筆】
2024年春、株式会社アクト石原 代表取締役社長 石原樹夫様より直接お電話をいただいたのがスタートでした。社長様は丁寧な口調で「秋に創業100周年の式典を行うにあたり、パーティー祝賀会での出し物を企画してくだる方を探しております、ご提案いただけませんか?」という内容でした。
弊社がアクト石原さまへお届けした最終形はというと
余興だけではなく、3時間に渡る大きなパーティーをMC台本や照明プランの作成から、帝国ホテル様他とのお打ち合わせなどほぼ「すべての演出をする」という大きな大きなお役目をいただきました。周年式典や祝賀会はこれまでも幾度となく携わらせていただいてまいりましたが、今回はこれまでとは規模も予算も桁違いでしたので、相当な背伸びが必要でしたが、無事お役を務めあげ、石原社長はじめ、ゲストの方々からも沢山の好評を受け取られ「アクト石原さんらしい素敵な式典でした」とのお声もあったそうです。
これまでのパーティーでは多くても7名程度の演者で作らせていただくのですが、今回は石原社長様と直でたくさんの協議をさせていただき、当初のご希望予算の倍以上の額をかけていただき
・オペラ歌手13名
・器楽奏者5名
・和太鼓奏者3名
・芸妓&舞妓4名
・ダンサー10名
の総勢35名の大所帯で3時間中の135分を生演奏やダンスでくまなく演出させていただきました
帝国ホテルを代表するシグネチャーバンケットルーム孔雀の間は、広さ2000平米の大きな会場ですので、どのように工夫を凝らして、会場後方お席のゲスト様にもご満足いただくかが大きなポイントでした。そしてアクト石原様の100周年をどのような形でパーティーに取り込むのか。ただ単に演奏ステージを披露するだけでは「意味がない」のです。
この2点を核に据え、演奏曲目の構成と演者の見せ方を組み上げていきました。
その解決のひとつとして、会場後方に「サブステージを設ける」でした
そして会場センターに花道を作り、ここをダンサーや舞妓が通って生演奏で入場する
本番でのゲストの反応は私の想像以上で、10名のダンサーはメインステージは一切使わず、会場中を所狭しと動き回りゲストの皆様に手拍子をいただき、会場内には笑顔が溢れだした瞬間は私自身「やった~~~~!!」と叫びたくなる瞬間でした。
メインSTAGEはオペラで格式高く
創業の1924年はイタリアの大作曲家プッチーニがオペラ トゥーランドットを書きあげた年でしたので、これを使わない手はない!
そしてゲストには告げることなくパーティー中生演奏で100年を遡って行くという、誰も気づかないことですが、すべての演奏曲目に「演奏する意味」も持たせました。
創業年1924年作曲のオペラTURANDOT
テノール独唱と影コーラスによる3分の独唱
創業者様 誕生年1896年作曲のオペラTOSCA
バリトン独唱とオペラ歌手12名による大合唱で圧倒的な声量をお聞きいただきました。
芸妓と舞妓4名は舞の前に50分間ゲストの方々とふれあい、写真を撮ったり、お酌をしたりしていただきました。
すべてが計画通りに
すべてが計画通り、目論見以上の効果を発揮し、当初懸念されていた「こんなに詰め詰めだとお食事が進まないかも・・・」の心配も他所に、1分たりとも時間が押すこともなく、無事に終宴を迎えさせていただきました。
アクト石原様このたびは100周年式典という御社にとっても貴重で重要な機会に弊社を選んでいただきまして誠にありがとうございました。貴社のますますのご発展心より祈念申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役歌手
安田旺司
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